3月からマスク「自己判断」へ。マスクは本当に有用なのか。政府資料を見てみよう!!

医療系ニュース解説

政府は、3月から屋内外のマスク着用を「自己判断」にする方針だそうです。

おじ看
おじ看
判断基準がないと、不安だなぁ


「自己判断」の際に、私たちはどのような基準で考えればいいのか

感染症の専門家で構成される政府のアドバイザリーボードからは

「マスク着用の有効性に関する科学的知見」と言う資料(以下、資料)が

提出されました。内容をご紹介します。

★マスクの有効性(出典:資料)

①マスク着用によって、感染リスクは24%減少する

②マスク着用をコミュニティ全体で推奨した際、新規感染者数、入院患者数、死亡者数を

それぞれ減少させる効果がある

③マスク着用率が10%上昇すると、流行が制御下に置かれるという度合いが3.53倍だけ増す。

※流行が制御下:実行再生算数が1以下になる状態

おじ看
おじ看
「資料」では、マスクには有効性があると言われているね


★諸外国の対応(出典:資料)

おじ看
おじ看
海外の国は、どのようなマスクの対応をしているのだろう?


おじ看
おじ看
海外でも、国によって対応が分かれているんだね!


まとめ

「資料」からは

マスク着用には、一定数の科学的効果があると言うこと

諸外国の全てが「完全な脱マスク」を行なっているわけでは無いこと

この2つのことがわかります。

3月に入って、マスク着用が「自己判断」になった際には

マスク着用のメリット、デメリットを比較しながら

賢く対応していきたいですね。

出典:マスク着用の有効性に関する科学的知見(2023年2月8日)

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