先日、行われた「第57回 診療報酬請求事務能力認定試験(医科)に合格しました。
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過去の記事にもあるように、私は、医療事務の実務経験はありません。
そして、そもそも医療事務が何をする仕事なのかさえ知りませんでした。
そんな30代のおじさんが、約2ヶ月間の独学で、医療事務資格「最難関」と呼ばれる
「診療報酬請求事務能力認定試験」に合格できました。
今回から数回のシリーズで、医療事務に関する資格の種類、そして「最難関」である「診療報酬請求事務能力認定試験」に向けて、どのように勉強をし、合格をしたのか書いていきたいと思います。
![おじ看](https://i0.wp.com/ojikan.pya.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/65257beb36a376233082e1eb31c17748.png?resize=96%2C96&ssl=1)
①医療事務って何をする仕事なの?
一言で言うと、医療事務とは、病院、診療所で働く「事務職員」の総称です。
診療所での仕事内容は、大きく分けると
①「受付業務」 ②「レセプト業務」の2つに分かれます。
「受付業務」については、病院や診療所の窓口で患者さんの接遇を行う業務で、イメージがしやすいと思います。
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「レセプト業務」は、聞き馴染みのない言葉だと思いますが、一言で言うと、病院(診療所)の売上金を支払機関に請求する仕事です。
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詳しくは、別の記事で解説しようと思うので、今は「そんな仕事もしているんだなぁ」くらいの受け止め方でOKです。
②医療事務の資格にはどんな資格があるの?
医療事務は、医師や看護師のように「国家資格」が必要になる仕事ではありません。
医療事務に関連する資格は、民間の団体が行なっている「民間資格」です。
だから、医療事務の仕事自体は、資格がなくても行うことができます。
そのため、医療事務の資格を取ることは「意味がない」と言う人もいます。
しかし、私はそうは思いません。
なぜならば、例え、民間資格であったとしても、自分の「医療事務の知識」や「資格を取るための努力」をアピールすることができるからです。
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また、ジョブ型雇用が進んでいく社会の中で、今後、看護業務と同時に医療事務もできるマルチな人材は重宝されると考えています。(重宝されれば、賃金アップに繋げられます)
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だからこそ、医療事務に就職したい人はもちろん、看護師になりたい方、開業を考えている医師の方なども取得すべき資格だと思っています。
③医療事務の資格にはどんな資格があるの?
今回、医療事務の資格を取るにあたって、3つの資格を調べました。
①診療報酬請求事務能力認定試験
②医療事務認定実務者試験 (ユーキャンの通信講座で学習可能)
③医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®) (ニチイの通信講座で学習可能)
それぞれの試験の特徴は、下の表のとおりです。
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上の表からわかるように「診療報酬請求事務能力認定試験」は、「合格率30%」と数ある医療事務系資格の中で別格に合格率が低いです。
また、診療報酬明細(請求書みたいなもの)の作成が外来と入院の2種類出題されるなど、問題の量が膨大です。
これだけでも「診療報酬請求事務能力認定試験」が「最難関」だと言われている理由がわかると思います。
④結局、どの資格を取れば良いの?
前述したように、医療事務の資格は「頑張り」を証明するための資格です。
それならば、最も難しい「診療報酬請求事務能力認定試験」を目指して勉強すべきだと私は思います。
確かに、学科問題の難度も、実技試験の難しさも他の試験と比べて別格です。
ただ、だからこそ合格できれば、自分の「医療事務知識」と「人間性」の証明になると思います。
⑤まとめ
今回は、医療事務の資格の種類について説明しました。
そして、その中でも最難関である「診療報酬請求事務能力認定試験」がおすすめ
だと書きました。
受ける試験が決まったところで、どうやって合格を目指していくのか。
闇雲に勉強しても合格は望めません。
合格するためには、戦略が必要です。
その戦略については、またこのブログで紹介しますね!!
【おすすめの独学グッズ!!】
①点数表(本ブログはこの点数表の改造方法を解説しています!)
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②過去問(本番から逆算することが独学の基本!!)
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③入門本(基本を学ぶにはこの本!!)
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④ドリル(練習にうってつけ!)
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⑤法制度解説本(学科対策にこの1冊!!)
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